2018年2月9日号 Vol.319

「正しいもののために立ち向かえ!」
「フレッド・コレマツ・デー」記念式典


スピーチをするカレン・コレマツ氏


ニューヨーク市評議会は作年12月19日、1月30日を「フレッド・コレマツ・デー」とすることを決定。2018年1月30日、ニューヨークで初となる記念すべき式典がシティーホールで行われた。
フレッド・トヨサブロー・コレマツ(日本名・是松豊三郎)は、第2次世界大戦中の日系人の強制収容に反対する運動を続け、日系人の名誉回復のために生涯を捧げた。今回の「コレマツ・デー」制定は、クイーンズ区選出のダニー・ドロム市議会議員によって提案。米国市民協会(JACL)NY支部が献身的に運動し、 ニューヨーク日系人会(JAA)、ほかの市民団体、公民権団体が支援していた。
記念式典にはドロム市議会議員の他、マーガレット・チン市議会議員、ピーター・クー市議会議員らも駆けつけ、制定を祝った。
参加した長女のカレン・コレマツさんは、「臆することなく声を上げ、差別に立ち向かうことで、社会の意識を変えた」とし、「父が生きていたら、『正しいもののために立ち向かえ!』と言うでしょう」と力強く話した。

1月30日は、コレマツ氏の誕生日。最初に「フレッド・コレマツ・デー」を制定したのはカリフォルニア州でアーノルド・シュワルツネッガー知事(当時)が2010年9月30日にサイン、翌年に同州の大学バークレーで初の式典が行われた。続いてハワイ州(2013年)、バージニア州(2015年)、フロリダ州(2016年)と続き、ニューヨークの記念日制定は、アメリカで5番目となった。


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