2018年2月9日号 Vol.319

熊谷和徳×渡辺薫
太鼓とタップ 響きあうビートの共演


それぞれの楽器を融合させ、素晴らしいパフォーマンスを見せた出演者たち(Photo by KC of Yomitime)


国際交流基金とアジア・ソサエティーは2月2日(金)、タップダンサーの熊谷和徳と邦楽演奏家の渡辺薫によるコラボレーション公演「リフレクティング・リズムス」を共催した。

熊谷は19歳で来米。ニューヨーク・タップ・フェスティバルに9年連続で出演。2016年には、ニューヨーク全ダンスジャンルの最高峰ベッシー賞で、最優秀パフォーマー賞を受賞している。

渡辺は、和太鼓集団「鼓童」で10年近く演奏家・演出家として在籍。近年は邦楽演奏者・作曲家として、日本の伝統音楽と現代的な作曲技法を融合させ、カーネギーホール、リンカーンセンター、日本の歌舞伎座などで演奏を重ねている。熊谷、渡辺、ともに伝統と革新をテーマに、新たな表現方法を開拓している。

コンサートには、武石聡(パーカッション)、アレックス・ブレイク(ベース)、マズ・スイフト(バイオリン)、サブリナ・クラリー(ボーカル)が、サポートメンバーとして出演。前半は熊谷、渡辺、それぞれが別々でパフォーマンスを披露した後、インターミッションを挟んで後半は共演。静まる館内に、太鼓とタップの音を響き合わせ、満員の観客を魅了。観客はスタンディングオベーションで惜しみない拍手を贈った。


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