2017年10月6日号 Vol.311

食べながら観る「食」映画
カルトクラシック「タンポポ」上映
「フード・フィルム・フェスティバル」


© The Food Film Festival / Photo by Alex Baretto


Chef James Beard. Credit: Photo by Dan Wynn/Courtesy of the Wynn family and the James Beard Foundation


Tampopo. courtesy of Janus Films


Slingers by Adam Edwards


「食」をテーマにした映画祭「フード・フィルム・フェスティバル」が10月19日(木)から22日(日)まで、タイムズスクエアにある映画館「AMCエンパイア25」で開催される。11回目となる同フェス、単なる映画鑑賞ではなく、テーマとなるフードを食べながら映画を観る、というユニークな企画だ。

オープニングナイトは、アメリカ料理界の発展に多大な影響を与えたジェームズ・ビアードのドキュメンタリー「アメリカズ・ファースト・フーディ」が上映。ファーストフード大国アメリカで、地元の新鮮な食材に注目し、「農場から食卓へ」を提唱したビアード。その死後も、料理界のアカデミー賞と言われる「ジェームズ・ビアード賞」が設立され、今も料理界の発展に貢献し続けている。
料理は、ジェームズ・ビアードのオリジナルレシピからオニオン・サインドイッチ、リーク・ア・ラ・グレック、クレープ・シュゼットほか。

2日目は、「故郷のヒーローたち:チョップチーズ他」をテーマに短編9本を上映。様々な料理と彼らの背景を1分間で紹介する「1ミニッツ」シリーズ、高品質のジンを作ろうとする男の夢を描いた「セイクリッド・ジン」、より深く「チョップチーズ」を知ることができる「ホームタウン・ヒーローズ」など、ニューヨークで暮らす多様な民族と食文化、人間模様に焦点をあてる。
料理は、ハーレムの「ハジーズ・ブルースカイ・デリ」が発祥といわれる「チョップチーズ」を筆頭に、クニッシュ、エチオピアの伝統料理など、庶民の味を堪能する。

3日目は、「フード・ポルノ・パーティ:タンポポ」がテーマ(「フード・ポルノ」とは「食欲を刺激する」という意味)。さびれたラーメン店を立て直そうと奮闘する伊丹十三監督の「タンポポ」と、ポール・シェイフラー監督の「テイスト・オブ・ラブ」が上映される。
料理は、ラーメンはもちろんのこと、タコヤキ、和菓子、餅とワッフルをミックスした「モッフル」などが味わえる。

最終日は、「フォー・ザ・ラブ・オブ・ブランチ!」と題して短編8本を上映。養蜂を営む家族がミツバチにかける情熱を追ったドキュメンタリー「スリンガーズ」、「ブランチ」がどのように始まったのかを解説する「ハングオーバー・オリジンズ・オブ・ブランチ」、和菓子について解説した「ワガシ」など。
料理は、新鮮で美味しいハチミツとパンケーキ、和菓子などで、日曜のブランチを楽しむ。
一般客より早く入場できるVIPチケットもあり。詳細はウェブサイトで。

The Food Film Festival
■10月19日(木)〜22日(日)
■会場:AMC Empire 25
 234 W. 42nd St.
thefoodfilmfestival.com


James Beard:
America's FIrst Foodie
■10月19日(木)7pm(VIP6:15pm)
■一般$95、VIP$125


Chopped Cheese & More
■10月20日(金)7pm(VIP6:15pm)
■一般$75、VIP$105


The Food Porn Party: Tampopo
■10月21日(土)7pm(VIP6:15pm)
■一般$95、VIP$125


For the Love of Brunch!
■10月22日(日)12pm
■一般$45


HOME